フルーツトマト狩りを拡充 7品種、面積は倍増

安来市 (株)LPCベジタリアファーム

トマト狩りに向けて準備を進める錦織取締役

安来市でミニトマトを栽培する株式会社LPCベジタリアファーム(ハウス30㌃)は観光農園事業を強化するため、フルーツトマト狩りをリニューアルした。

同社は「しまね大学発・産学連系ファンド」から出資を受け設立した株式会社農の郷を、2021年7月にLPCグループが社名を変更し、全事業を引き継いだ。

フルーツトマト狩りは完全予約制で6~8月、10月~12月に開催。一つだった品種を今年は7品種に増やした。形や食感が違う赤、黄、橙、緑色の高濃度のフルーツトマトを、昨年の2倍に当たる7・5㌃に作付けている。

 品種は「トマトベリーオペラ」、「フラガール」、「プチぷよ」、「イエローミミ」、「ティポ」、「ピッコラカナリア」、「サングリーン」。輸送の配慮が必要ないため、皮の柔らかい品種も選んでいる。

錦織大輔取締役(35)は「これまでトマト狩り用の品種は1種類だけでしたが、種類が増えて食べ比べも楽しんでいただけるようになりました」と話す。

▽問い合わせ先=LPCベジタリアファーム(電話0854・21・9000)

料金=大人・中学生以上1,000円 子供・小学生以下500円 3歳児以下無料

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