旬な地元スイーツ再発見

津和野町「CHIRUCHIRUMICHIRU(チルチルミチル)」久保景杏さん

「日原カントリーパーク近くにある同店。ぜひ寄ってみてください」と久保さん

「童話『青い鳥』の“身近な所に幸せがある”の逸話から店の名前を付けました」と話すのは、洋菓子店「CHIRUCHIRUMICHIRU(チルチルミチル)」マネジャー・久保景杏(けあん)さん(24)。

2019年9月に津和野町にオープンした同店は、地元の食材の良さを知ってもらうため、食材は生産者から直接仕入れる。鮮度と北海道産小麦粉を使ったケーキやパンが好評だ。

店内には「イノシシドッグ」をはじめ常時60種類のメニューが並び、モンブランやイチゴミルフィーユなどが人気。県外から足を運ぶ客も多く、週末には100人ほどの来店がある。

減産傾向にある同町のクリを積極的に取り扱い、「津和野栗のおいしさそのものを味わえるクリームが乗ったモンブランは人気の一品で、ぜひ食べてみてもらいたいです」と久保さん。人気が高まる一因となることを期待される。

同町のクリ生産者・青木昭親さん(77)は、「クリを使った商品が好評となり、生産量のアップにつながればうれしい」と話す。

同店では今後も旬の食材を使ったメニューを提供していく予定だ。

人気のいのししドッグとモンブラン

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