人工授精も頑張ります

大田市 龍造寺知子さん

「みんな、性格が違います。牛は正直でかわいいですよ」と知子さん

横浜市出身の龍造寺知子さん(53)は、牛の放牧に適した環境と、地域の人柄に魅かれ今年4月、生計を共にする松本陽一さん(50)と、大田市

大代町に移住し就農した。

昨年8月、家畜人工授精師の資格を取得し、沖縄県で牛の世話をしていた経験も生かして、現在15頭の繁殖和牛の飼養と人工授精に取り組む。「まだ経験が浅いので失敗はありますが、愛牛と向き合う時間を大切に、腕に磨きをかけたいです」と意欲的だ。

陽一さんは「牛の状態をよく観察して接しているので、牛が安心している。授精師としての今後にも期待している」と話す。

牛にとってストレスのない状態で出荷をするため、放牧とグラスフェッド(牧草飼育)を実践する。母牛は晩年に授精をしないで放牧する考えだ。

知子さんは「今後は4年を目安に60頭を目標に母牛を増頭したい。そして、県外からの体験農業者を受け入れる体制をつくり、餌となる稲わらの確保ができれば」と地域の特色を生かした循環型農業を目指す。

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