縁側喫茶「右衛門田」
ー島根県浜田市 旭町ー
広島県との県境に接する浜田市旭町都川の縁側喫茶「右衛門田(うえもんた)」では、自宅の縁側を開放してカフェをオープン。抹茶体験や自家製の米粉ケーキなど、農家ならではのおもてなしを目当てに県内外から客が訪れる。
「元々、都市部との交流が目的で、都川地区を広く知ってもらいたいとの思いからでした」と話すのは、店主の白川英隆さん(73)、則子さん(69)夫妻。近くには日本の棚田百選に選ばれた「都川の棚田」があり、縁側からはのどかな風景が広がる。
店内は、昔ながらの調度品が置かれ、抹茶体験では好きな器を選ぶことができる。則子さん手作りの米粉ケーキは、地元産のイチジクやモモを使い、季節ごとの味を楽しめる。
今年からは新メニューのジビエカレーも登場。地元で捕れた鹿肉を使用し、こちらも則子さんが腕を振るった逸品だ。
白川さん夫妻は「縁側に座り抹茶で一息つきながら、昔懐かしさを味わってほしい」と笑顔で話す。
開放期間・11月までの毎週第1、3日曜日午前9時から午後4時 料金・大人500円、子供無料 連絡先(0855)47-0423