保管中農産物補償共済は、建物に保管中の農産物(乾燥・調製等の作業中のものを含む)や出荷のために運送中の農産物が、 火災や自然災害、盗難などの様々な偶発の事故(共済事故)により損害を受けた場合に共済金をお支払いする制度です。
引受できる農産物は、建物に保管中の米・麦・大豆・そば・ぶどう・かき・くりの7品目で、過去1年間に加入実績のある農作物です。なお、第三者から預かった農産物は補償の対象外となります。
この共済の加入資格者は、農作物共済、畑作物共済または果樹共済のうち収穫共済に現在加入している組合員、または過去1年間において加入していた組合員です。
火災、落雷、破裂または爆発、建物の外部からの物体の落下・飛来、建物内部での車両の衝突または接触、給排水設備に発生した事故による水ぬれ、盗難による盗取またはき損・汚損、自然災害。
火災、破裂または爆発、衝突・墜落及び転覆。(荷崩れを除きます)
1品目1口ごとの契約となります。(1口は100万円とする)契約には「Aタイプ」と「Bタイプ」の2種類があります。
契約者には、ご契約時に危険に関する重要な事項として農業共済組合に告知を求めたもの(告知事項)について事実を正確に告知いただく義務(告知義務)があります。
【主な告知事項】
①農作物を保管する建物の情報
建物の用途、構造、所在地、所有者及び管理者
②他の保険または共済契約等に関する情報
保管中または運送中の農作物を補償の対象とする他の保険契約または共済契約
収入保険加入者は、保管中農産物補償共済にはご加入いただけません。