冬野菜に挑戦したい
益田市 岡本凜香さん
益田市白上町の合同会社「アグリ米ブリッジ」(藤井強志代表=61歳、水稲33.8㌶、ブドウ90㌃、従業員数12人)に勤務する岡本凜香さん(19)は、地元の高校を卒業後、ほかの職業には目もくれず農業の道を選んだ。
実家は非農家で農業とは無縁だったが、体を動かす仕事が好きなことと、タイミングよく地元で求人があった事が決意を後押しした。
「コンバインに乗り収穫作業をしてみましたが、怖かったです。機械作業はまだまだかな」と岡本さん。現在は水稲の育苗管理と精米、ブドウの収穫作業などを担当する。また、時には米の配送作業を手伝い、地元の消費者から感謝されているという。
藤井代表は「一つ一つ経験を積み、従業員にも信頼される人になってほしい」と期待する。
岡本さんは「高校時代は野菜栽培を中心に勉強してきました。今の仕事に慣れてきたら、農閑期の農作業として、ハクサイやブロッコリーなどの冬野菜を栽培してみたいです」と意欲的だ。