予約制のトマト狩り ~その場でおいしさアピール~

安来市 (株)農の郷


山陰では珍しいトマト狩りができるのは安来市の株式会社農の郷(錦織大輔代表取締役=33歳・従業員12名)だ。

高糖度フルーツトマトのおいしさを知ってもらうために2018年に収穫体験をスタート。昨年の10月から本格的にトマト狩りを始め、12月までの2ヶ月で約200人が訪れた。

関東の伊勢丹や三越など有名百貨店へ出荷していることもあり、トマト狩りは年2回の期間限定となる。今春は4月中旬から6月末まで予定しており、完全予約制だ。

同社は2016年に設立。オランダ式ハウス30㌃で医療用フィルムを応用した「アイメックR農法」を導入。土をほとんど使わず水分を極力抑えた栽培方法が高糖度なトマトを生み出す。糖度は高いもので13度にもなる。

冨田耕介取締役(39)は「まず食べてみてください。そして多くの人にこのトマトのおいしさを実感してほしい」と話す。

「今まで誰も食べたことのないトマトを作りたい」と錦織代表(左から3番目)と従業員

問い合わせ先=農の郷ファーム(電話0854‐21‐9000、料金=大人800円、小学生以下400円)

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