観察できない日は心配

出雲市  佐藤 由佳 さん(30)

農業法人で働いていたときにブドウ栽培を経験し、自分でもやってみたいと思いました。研修先の方の協力もあり、2017年からハウス2棟でシャインマスカットの栽培を始め、20年からは3棟に増やし「クイーンニーナ」も栽培しています。

 普段は1人で作業しているため、ハウスごとに作付け時期をずらしてジベレリン処理をするなどなるべく人の手を借りない工夫をしています。

 ハウスに毎日来て、ブドウの木や葉を観察し、虫や病気を早く発見できるように心がけています。見つけるのが遅れると全体に広がり、収穫量が落ちてしまいますからね。観察できない日は心配になります。

 23年は、品質を上げることを目標にしています。水や枝管理、摘粒をしっかり作業して、「赤秀」以上の等級を出荷できるように頑張りたいですね。

▽ハウス3棟(40㌃)でブドウ2品種

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