耕作放棄地活用のオリーブ栽培

出雲市  (株)オリーブ園・夢想庭

出雲市神西沖町にある株式会社オリーブ園・夢想庭(糸賀忠夫代表取締役=78歳)では耕作放棄地となったブドウ畑などを利用し、オリーブの生産と加工品販売に取り組む。同社は2016年に設立し、現在14圃場(約6㌶)で2,837本のオリーブを栽培する。

「収穫作業は1番大変ですが、この作業が新鮮なオリーブオイル作りに欠かせません」と糸賀代表

「国内で使用されるオリーブのほとんどがイタリア産で、国産は0.03%しかないため、需要があると思ったのが栽培のきっかけです。後継者が無く、耕作放棄地となってしまった農地を活用できればと思いました」と糸賀代表。

収穫は9月末~11月で、最低限の農薬を使用し、果実を傷つけないように一粒一粒丁寧に手摘みする。

収穫後24時間以内のオリーブを搾油するため、酸度0.06%の新鮮で高品質なオリーブオイルが出来上がる。オリーブは収穫した瞬間から酸化が始まり、質がすぐに落ちてしまうため、搾油のタイミングは非常に重要だという。同社ではイタリア製の搾油機を備え、自社工場で搾油するため新鮮な商品の製造が可能だ。

オリーブオイルのほか、同市佐田町で生産されたエゴマでエゴマ油も製造している。さらに、かんきつ系の果汁をブレンドしたドレッシングの販売を考え、オレンジ栽培にも取り組む。

糸賀代表は「今後は収穫量を上げてもう少し単価を安くしたいです。県外へも販路を拡大し、より多くの方に使っていただきたいですね」と笑顔で話す。

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