安全第一と農機具共済で備える


安来市 岡田 一夫さん

集団営農をする私たちが安心して機械を使うには、農機具共済は不可欠だと思います。

2008年に法人化したファーム宇賀荘は栽培面積の拡大に伴い機械も大型化し、稼働時間も長くなりました。作業に関わる人員も増えているため、どうしても事故のリスクが高まります。その備えとして農機具共済に加入していますが、私たちも事故を起こさないための自序努力を続けています。

春と秋の作業前には、機械のオペレーターと作業員を対象に安全講習会と意見交換会を実施します。それぞれの持ち場で気が付いたことを共有して、作業内容の改善に役立てています。

毎朝のミーティングでは、圃場ごとの危険個所や注意事項を記載した作業指示書をオペレーターに渡して、注意喚起を行います。各機械に備え付けの機械使用簿で始業点検をして出動、作業終了時には洗車や機械周りの点検をしてから格納するよう徹底しています。きれいにしていれば、故障などのトラブル防止にもなりますよね。

個々の安全意識を高めながら、農機具共済で万が一に備えることが大切だと思います。

「毎日の洗車は無駄なようですが、きれいだと自然と丁寧に使い、機械の長持ちにも繋がります」と機械使用簿を確認する新田里恵副組合長(左)と岡田代表。

農事組合法人ファーム宇賀荘

水稲115㌶・大豆70㌶・そば1.13㌶

田植機6台・トラクター8台・コンバイン10台など

組合員247名

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