共済を後ろ盾に規模拡大

奥出雲町 農事組合法人石原里田 

奥出雲町は中国山地の山あいに位置し、積雪量が1㍍を超す豪雪地帯です。昔から雪解け水をため池に貯水して農業用水として利用してきましたが、近年は温暖化による降雪量の減少で、水不足や獣害に悩まされるようになりました。 

雪が降らないと、水不足で水稲苗の植え付けができなかったり、越冬したイノシシが繁殖し農作物を食い荒らすなどの影響を受けます。今年も雪が降らず先行きが不安ですが、補償があれば組合員も安心して農業に取り組むことができると思います。

昨年、多収穫米「ほしじるし」の栽培を始めました。「コシヒカリ」に比べて高温に強く、収量が多いため、収入をカバーできると期待しています。法人経営では安定的な収入確保が最重要です。そのためにも共済を後ろ盾に、経営規模の拡大とそれに伴う外部からの労働力の確保も検討していきたいですね。

「昨年はイノシシで全滅した圃場もあったが、水稲共済で助かりました」と和久利代表。

 

▽和久利 健 代表理事

▽水稲9.5㌶

▽水稲品種・コシヒカリ、ほしじるし、ヒメノモチ、ココノエモチ

▽組合員38人