出荷野菜に主婦の工夫

邑南町 小笠原 ひとみさん

「女性が手に取りたくなる野菜を出荷しています」と話すのは、邑南町で野菜農園を経営する「ひとみ農園」代表の小笠原ひとみさん(48)。出荷調整の段階で廃棄部分を減らし、調理の手間を省くカット野菜の商品化など主婦目線で工夫した野菜出荷に力を入れる。

同農園では、ハウス10棟(25㌃)で年間50種類以上の野菜と野菜苗を栽培し、地元の産直市を中心に出荷をしている。小笠原さんは「私も主婦なので、経験から家事が楽になる野菜が必要だと考えました」と話すように、茎を短く処理して家庭での廃棄ロスの削減、また、事前にカット処理されたサラダミックスなどを出荷。調理の手間がかからず、主婦だけではなく一人暮らしの男性からも好評を得ている。

また、産直市へ毎日出荷する中で、野菜の動向を日々チェック。出荷品目が他の出荷者と極力かぶらないように、多品目栽培のメリットを最大限に生かし、収益の安定化も図る。「野菜は農家の足音を聞いて大きくなるといいます。手間を惜しまないことが大切ですね」と小笠原さんは笑顔で話す。

「消費者に選んでもらえる野菜作りをしていきたい」と小笠原さん