家族と共にブドウ栽培

益田市 豊田 志摩さん

16年前に結婚して同時期からブドウ園を手伝っています。「豊田ぶどう園」は夫と義父母の家族経営で、「デラウェア」と「巨峰」のハウス栽培を中心に、「ピオーネ」や「シャインマスカット」、ワイン用の「マスカット・ベリーA」などを栽培しています。

私の実家は農家でなくブドウ栽培はまったくの初めてでしたが、家族に基礎から教わりました。失敗談もたくさんあり、種なしブドウを作るためのジベレリン処理で薬剤を入れ忘れ、ブドウが生育せず叱られたことは、今ではいい思い出です。枝のせん定など技術的な作業はまだ勉強中ですが、ほかの作業はできるようになりました。ハウスの上での作業も平気ですよ。

今年のブドウは、穏やかな天候で出来も良く、デラウェアで10㌃あたり1500㌔の収穫量を達成できました。5月から7月の収穫の最盛期には、一日中選果作業をしました。忙しくても、作業が好きなので苦になりません。今は収穫も終わり、次の年の準備が始まるまでは一年で一番ゆっくりできる季節です。この時期は、強風の影響で曲がったパイプの取り替えやビニールの補修など施設のメンテナンスを行い、次年産に備えます。

農業と家族で忙しい毎日ですが、夫と2人の子供たちとの旅行と、週1回のバレーボールは欠かせません。ストレスの発散になるし「また頑張ろう」と気分がリフレッシュします。今後は生産規模を維持しながら、更なる品質向上を目指し、よく働き、家族と共に明るく楽しく暮らしていきたいですね。

▽44歳

▽ブドウ2㌶

「持った感触でぶどうの重量がわかるようになりました」と豊田さん