鶏肉と餌の関係など研究

島根県立矢上高等学校

「ヒナの時からハーブやみそを食べさせると、鶏肉に香りや色が付くのか」。この研究テーマに取り組んでいるのは、産業技術科畜産コースでニワトリを専攻する平石玲奈さん(18)と井上阿須香さん(17)の二人だ。

「まず、町特産のハーブを使えないかと考えました」と井上さん。ハーブの中でも匂いが強いレモンバームを選び、ニワトリはアメリカ原産のロードアイランドレッド種を卵で導入。ふ化した14羽に対して、二人で栽培したハーブと、同校名物「矢高(やこう)みそ」を別々に配合した飼料を群ごとに給与して体重などのデータの比較を行っている。

エサについては、ニワトリの飼料にハーブ(乾燥粉末)、味噌(乾燥粉末)を与え、生後4か月で群の比較したところ、ハーブを与えたグループが一番大きくなるとの結果が得られた。指導する安食淳一教諭は「生徒が自ら考え行動することを重視しています。この研究を通して計画性、考察力、判断力を身に付けてもらいたい」と話す。

鶏肉の味や色にどのような変化が現れるか、研究成果は12月末の発表会で報告予定だ。

「気温や湿度データとの関連も観察しています」と平石さん(左)と井上さん